機械工学出身ということもあって、機械系の会社を中心に就活をしていました。合同説明会でコーセルのことを知ったのですが、最初は「電源? 関係ないかな?」と。
けれど話を聞いてみると、「設備の内製化に取り組んでいる」「生産技術に力を入れている」とのこと。
それなら・・・ということで応募したのがきっかけです。
入社後は希望通り生産技術に配属。治工具の設計製作からスタートしました。
今は、新製品の量産ライン構築を任されています。
最近は、製品設計・工法開発・ライン構築を同時平行的に進めるコンカレントエンジニアリングが基本。
私たち生産系のスタッフも、製品開発の段階からミーティングに参画して、
つくりやすい製品構造や部品配置、つくり方(工法)などについても意見を出していきます。
工法が決まれば、生産ラインの企画を行ない、各種製造装置や搬送装置を製作あるいは調達します。
部品を搭載するチップマウンターやハンダ付けロボットなどは市販品を購入しカスタマイズ。
制御のためのソフト開発や治工具の設計製作は自社で行ないます。
ひとつは小型化する部品への対応があります。
特にコンデンサの小型化は著しく、扱っている最小のものは0.3×0.6 mm程度。
これをハンドリングし基板に搭載しハンダ付けするわけです。
今後は0.1×0.2mmのものへとさらに小型化が加速。生産技術のよりいっそうの精緻化を進めねばなりません。
もうひとつは多品種少量化への対応。
コーセルでは今、約2万9,000種類の製品があり、今後はさらに増えていきます。ですから、ひとつのラインでできるだけ多くの種類の製品を流せるよう工夫しなくてはなりません。
治工具の取替えやスイッチひとつで異なる種類の製品をつくれるようなラインですね。
他にも不良品を出さない、製造コストの低減など課題は多い。
そして何よりも新製品が次々に開発されるので、ラインの構想から立ち上げまでをよりいっそうスピーディーにしなくてはなりません。
「コーセルは電子部品の会社だから機械系の採用は無いかも」というイメージをお持ちなら、ぜひ改めていただきたいと思います。
他社がつくれないような製品をつくるためにも、生産設備の内製化はとても重要。生産技術の力は、今後ますます重要になってきます。
コーセルは意志があればチャレンジさせてくれる会社。教育もしっかりしています。
「自分で工場をつくりたい」「ラインを一からつくりたい」という、やる気のある人たちの応募を待っています。
8:10 | 出社 メールチェック |
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8:30 |
朝礼 1日のスケジュール確認 |
8:45 | 新製品で使用する治工具を設計 |
11:00 | 開発部と立ち上げ中の新製品の課題について打ち合わせ(生産CT) |
12:00 | 昼食 |
13:00 | 治工具設計の続き |
17:30 | 立ち上げ中の新製品ラインの設備調整・条件出し |
20:00 | 退社 |