先輩紹介

「理が分かり、理が通じる」論理的な社風。 電気設計 高見 和志 2009年入社/応用化学卒業

入社を決めた理由は?

社長との面会が決め手でした。
一学生との会話にもていねいに応じて下さり、技術を追い求める技術者としての誠実な人柄に共感したからです。

実際に入社してどうでしたか?

思った通りの論理的な社風でした。
上司も、理が通っていれば真剣に聞いてくれますし、提案したことも採用される。「ぐずぐず言わずに黙ってやれ!」的な、理不尽さとは無縁な会社。
私にとっては、とてもありがたい環境です(笑)。

入社後のキャリアは?

入社後は「電気評価」からスタート。
その後「機構評価」を経験して、現在は「電気設計」「機構設計」そして製品に搭載する「部品調達」までを一貫して担当しています。

どんな製品を開発していますか?

今私が担当しているのはGS(グローバル・スタンダード)シリーズ。名前の通り、海外市場向けの製品群です。
LEDパネルの電源や、工作機械などに搭載される製品です。
製造も中国(無錫)工場で行ないます。
現地工場とのやり取りのため、月に1回は現地に出張しています。

仕事の課題は?

何と言っても価格競争力が要求されるため、「コーセル品質」を保ちつつも、低価格化を実現することが課題です。
数値目標として掲げているのは、40%のコスト低減。 機能を絞り込み、手ごろな価格での製品化を目指しています。
部品メーカーさんにも協力してもらいながら、安い部材を調達すること。
そしてここが腕の見せ所なのですが、回路設計を工夫することで高価な部品を減らすこと。
これまで蓄積してきた回路設計・機構設計のノウハウをどう活かすかが問われます。
こうした課題と取り組みながら、世界市場で戦える製品となるよう試行錯誤を重ねています。

仕事の面白さは?

開発した製品が売れたときは、それはもう、なんとも言えずウレシイ。苦労が報われる気分です。
今後も世界市場に向けた製品開発に携わって行きたい。
海外メーカーとの競争になりますが、コーセルの技術ときめ細やかな対応で、これからも勝っていけると思います。

ある一日のスケジュール

8:30 出社
課の打ち合わせ、業務進捗確認
9:00 試作電源評価開始
不具合発生
10:00 不具合原因追究
11:00 上司と相談
デスクで対策回路構想
悩む
12:00 同期や先輩と食堂で昼食。リラックス。
13:00 対策回路思いつく
詳細な設計計算開始
14:00 仕入れ先さんと部品特性、価格に関して打ち合わせ
14:30 試作電源、実測→設計との差の検証。繰り返し
15:00 休憩
他のメンバーと雑談しつつ対策アドバイスしあう。
試作電源、実測→設計との差の検証。繰り返し
19:30 ようやく対策の目途が立つ。明日の朝、報告出来るようにして帰る。

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