故障かな?…と思ったら
出力電圧が不安定

事象 電源で
起きていること
考えられる要因 確認方法 対策案 該当製品例
通電直後から不安定 リモートセンシングによって出力が発振または誤動作している リモートセンシングの引き回しが悪い リモートセンシングを外し、電源端子端で+Voutと+S、-Voutと-Sを短絡して、出力電圧が安定になることを確認してください 取扱説明の発振防止用コンデンサを追加してください センシング機能を持つ製品全般
プラスとマイナスの配線をツイスト、またはシールドしてください
最低電流が流れていない 最低電流が必要な出力端子に負荷が接続されていない 最低電流が必要な製品か確認してください +5V回路に最低電流を流す 最低電流の仕様を持つ製品全般
+5V回路に最低電流を規定していない電源を使用してください
通電直後安定だったものが不安定 電源内部部品が寿命に至っている 稼働時間が長い、または稼働環境の電源周囲温度が高い 電源の稼働時間、周囲温度を確認し、推定寿命データの値を超えていないことを確認してください 電源交換をお願いします
また、修理・解析依頼もご検討ください
製品全般
リモートセンシングによって出力が発振または誤動作している リモートセンシングの引き回しを変えた リモートセンシングを外し、電源端子端で+Voutと+S、-Voutと-Sを短絡して、出力電圧が安定になることを確認してください 取扱説明の発振防止用コンデンサを追加してください センシング機能を持つ製品全般
プラスとマイナスの配線をツイスト、またはシールドしてください

Tips
・リモートセンシング機能を使用している場合には、センシング線の配線インピーダンスや配線の引き回しで発振することがあります。
・当社の生産中止済みのマルチ電源においては、最低電流が必要です。
(詳細はテクニカルドキュメントの最低負荷電流は、なぜ必要?をご覧ください)
・電源内部部品の寿命部品としてアルミ電解コンデンサがあります。アルミ電解コンデンサが寿命に至ると出力のリップル電圧が大きくなります。
(詳細はテクニカルドキュメントの電解コンデンサ寿命についてをご覧ください)

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