1.基板単体電源の概要
基板単体電源は図1に示すように、シャーシ、カバー等をなくすことで低価格を実現しています。
なお、シャーシやカバーが必要なお客様のため、シャーシ、カバーをオプションでご用意しております。
図1.基板単体電源の標準品とSNオプション品
2.基板単体電源の取付方法
取付穴にセットビスやスペーサなどを用いてお客様筐体に取り付けていただきます。
セットビスに使用される平座金については、旧JIS規格、ISO規格(新JIS規格:JIS B 1256:2008)によりサイズが異なり、また規格内においても大型、並型、小型と種類があります。当社においては、今後ISO規格(新JIS規格)が主流となっていくことや市場からの製品小型化要求などの高まりから、ISO規格の小型平座金(外径6mm)の実装を想定しています。そのため、当社では、ISO規格のコマルセットビスのご使用を推奨します。
また、金属スペーサについても外径6㎜以下のものをご使用いただきますようお願いいたします。
図2.基板単体電源の取付
スペーサは各カタログ内の「実装・取付方法」記載の絶縁距離d1以上の長さを確保ください。
図3.スペーサの高さ
やむを得ず、スペーサ長さをd1以下とされる場合には、お客様筐体と電源間に絶縁紙などで基礎絶縁を確保ください。その場合においても、外形図に示す「面実装部品搭載高さ」が確保できる長さのスペーサを選定いただき、振動等によりお客様筐体と接触しないようご注意ください。
図4.面実装部品への荷重イメージ
なお、外形図にてFGと記載のある取付穴には裏面にパターンを設けております。この取付穴については金属スペーサを推奨します。樹脂スペーサを使用された場合やお客様筐体が樹脂の場合、EMIノイズが大きくなる傾向があり、電源単体の雑音端子電圧の仕様を満足しない場合があります。ノイズ対策として、ノイズフィルタやフェライトコアなどのノイズ対策部品が必要となる場合がありますのでご注意ください。
図5.外形図例(LHA30F)
基板単体製品については、「ご使用上の注意事項」の項番7.基板単体製品の取扱いについてのお願いも合わせてご確認いただきますようお願いいたします。
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