過去にノイズフィルタが全く効いていないことがあった。
機能追加で軸数を増やしただけなのに
            EMC試験の雑音端子電圧に合格できないことがあった。

もしかしてこんな使い方をしていませんか?
電界強度対策を優先して、配線にシールドケーブルを使っている。
            さらにサーボモータを多軸で使っている。
            制御盤(コントローラ)とモータが遠く、シールドケーブルが長い。

      その場合、こんなことが起きている可能性があります!

- (1)シールドケーブルによる対地浮遊容量が増加します。
 - (2)対地浮遊容量に流れるコモンモード電流が増加し、さらに軸が増えれば増加します。
 - (3)増加したコモンモード電流はノイズを抑制するノイズフィルタのチョークコイルに流れ、チョークコイルを飽和させてしまいます。
 - (4)飽和したチョークコイルではコモンモード減衰の効果は無くなってしまいます。
 
      
        そうかもしれないな。ではどうすればいいの?
このようなシールドケーブルを複数併設する環境を想定した高性能フィルタへの変更が有効です。
          具体的には、耐飽和性能を向上させた2段フィルタが最適です。
          コーセルのノイズフィルタ「FSBシリーズ」「FTBシリーズ※」なら、お悩みを解決できるかもしれませんよ。
          ※FTBシリーズでは超高減衰仕様をお選びください。型番は「FTB-□□□-355-L」です。
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耐飽和性能の向上
シールドケーブルが複数併設された環境でもFSBシリーズはノイズ減衰効果を維持します。

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電界強度にも好影響
2段フィルタによるノイズ減衰効果で輻射ノイズの低減にも効果を発揮します。

 
      
        なるほど!
          耐飽和性能を向上させた2段フィルタを使用すれば問題解決だね。
        でも・・・
          2段フィルタを使うのはコストもかかるし、
          1段フィルタで減衰特性の良い製品でも検討してみたいな。
確かに、そうですね。
          2段フィルタは最終手段として、まずは1段フィルタで試してみるのも良いと思います。
      1段フィルタで減衰特性の異なる同形状の製品ラインナップのご紹介
- 10kHz-1MHz超低域高減衰「TAHシリーズ」を詳しく見る
 - 150kHz-1MHz低域高減衰「TACシリーズ」を詳しく見る
 
      また、各シリーズにおいて減衰向上したい時には、
          下記ラインナップもご用意しております。
          
          TAH・TACシリーズで減衰向上したい時の製品の選び方
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コモンモード
減衰向上 - 
              
ノーマル/コモンモード
減衰向上 - 
              
ノーマルモード
減衰向上 
      


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