ファン付き電源の寿命について

1.ファンの寿命

ファンの寿命は周囲温度によって大きく変化します。
一般的には温度が14℃高くなると寿命は約1/2になるといわれておりますので電源や装置から発生した熱がこもらないように、通風には充分ご注意ください。

ファンの推定寿命(例:PBA300/600/1000/1500用ファンの場合)

2.エアフィルタ

空気中の塵埃などによって、ファンの寿命が短かくなることがあります。
貴社装置の給排気口にはエアフィルタを設置し、ファンに異物が付着しないようにしてください。

3.温度と結露

高湿度中での使用はグリスの劣化を早めますので、湿度の高くなる場所での使用や保存はできるだけ避けてください。
また、急激な気温の変化によって結露を生じた場合や雨水がついた場合、付着した異物によってグリースやファン内部の電子回路に悪影響を与えることがあります。この場合、ファンのみならず、電源内部の高圧回路にも影響を与えて、電源自体の故障に至ることもあります。

4.ファン取付方法

給排気用ファンを設置する場合、電源に内蔵しているファンの風を遮らないような風向きにしてください。

ファン取付方法

5.運搬時の振動・衝撃

ファンのベアリング部分は振動や衝撃に対し、たいへん弱い構造となっておりますので、運搬時や取付時に振動や衝撃を与えないよう配慮願います。

6.メンテナンス

ファンのメンテナンスは定期的に実施していただけますようお願いいたします。
メンテナンスの周期は、ファンの寿命をご考慮の上、設定願います。

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