Z、ZUシリーズにおける輻射ノイズ低減方法

1.電源からの輻射ノイズ低減方法について

電源からの輻射ノイズとは、電源から発生した磁界と電界の交互作用により放射される電磁波のことで、周波数帯域が広いため、ラジオやテレビなどの無線機器に影響を与えることがあります。

2.輻射ノイズの低減方法

2.1 シールドの効果

シールドの効果

図2.1のように、シールドを設けることで輻射ノイズを低減することができます。ケース内で反射したノイズは、反射と吸収が繰り返され、ノイズが小さくなっていきます。ただし、吸収の量はシールド材質で変わります。

Z、ZUシリーズは底面以外の5面シールドを採用しており、DC-DCコンバータ実装時、プリント基板にベタパターンを設ければ6面シールドとなり、さらに輻射ノイズを低減することが可能です。

2.2 ケース接地の効果

Z、ZUシリーズにおいてケースピンのある機種では、ピンを安定電位に接続することで輻射ノイズを低減できます。(図2.2)

ケース接地の効果

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