高・低入力周波数について

商用の定格入力周波数として50Hz/60Hzがあります。
周波数の変動はスイッチング電源の場合、出力電圧等の電気的特性にあまり影響はありませんが、仕様値として、47~63Hzの範囲で使用いただいております。
なお、安全規格認定品の場合は、決められた周波数範囲内で使用することが条件となっております。

1. 入力周波数が高い場合

弊社電源において、入力周波数が47~440Hzまで使用可能な電源と47~63Hzまで使用可能な電源があります。
仕様値を超える高い周波数での使用は、入力フィルター回路や整流平滑回路内での損失が増加し、効率低下(発熱大)につながりますので、お避けください。
また、電源からの発音やPFC付き電源においては、力率の低下も考えられます。

2. 入力周波数が低い場合

仕様値よりも低い周波数を入力した場合、電源内部の1次側平滑コンデンサに充電する周期が通常よりも長くなるため、十分な電荷が蓄積されず、出力リップル電圧が増加したり、出力電圧が低下することが考えられます。

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